『星空のむこうの国』公開決定!
主演の鈴鹿央士さん、小中和哉監督監督からコメントも到着しました

『星空のむこうの国』の公開が7月16日(金)に決定しました!シネ・リーブル池袋他全国公開となります。

公開劇場など詳細の最新情報は随時公式HPとTwitter(https://twitter.com/cinemalab_jp)にてアップする予定ですのでチェックして下さい!

鈴鹿央士コメント

昭雄という主人公の話をいただいたとき「難しいなぁ」というのが初めの印象でした。心動かされる物語なんですが、その中で自分が何ができるんだろうなぁと考えていました。素敵な物語なので、「いいものにしなきゃ!」という思いが溢れてました。

やっぱり難しかったです。でも、その分やりがいがありました。毎日、昭雄のことを考えていたあの日々はとても充実していました。昭雄を演じていく中で、カメラに映るということを少し意識するようにしていました。自分の動きと感情などが、カメラの前でどう映るのかを考えて、そこを理解しなきゃいけないことが多くて、そこは小中監督とも話し合いながら撮影していました。

本作は1986年に撮られた映画のセルフリメイクで、物語で変わっているところもあるし、映像も進化しています。前作を観られていない方は、是非、前作を観て頂きたいです!好きな人とのかけがえのない時間を大切にしようと思いました。このご時世ではありますが、劇場へ足を運んでいただけると嬉しいです。よろしくお願い致します。

小中和哉監督コメント

オリジナル版製作時は撮影用特機を仲間内で作ったり、自作のオプチカルプリンターで手作業で合成したりと大変でしたが、今はデジタル機材やCGが発達して楽になったし、表現の幅が広がりました。リメイク版もオリジナルとテーマは同じなので、演出的には「改善できるところは改め、そのままでいいところはそのままで」という方針で臨みました。どの場面も「もっといい手はないのか?」と自問自答しながら撮ったので、撮影中は過去の自分と向かい合っているような感覚でした。

鈴鹿央士くんは独特の感性を持つ俳優で面白かったです。気持ちが内側から湧き出てくるのを待って演技しているので、彼自身もどんな芝居になるのか事前にはわからないようでした。微妙な感情の揺れを大切にする鈴鹿くんならではのオリジナルとは違った昭雄が生まれたと思います。

鈴鹿央士/昭雄役